中国商務部と税関総署は2025年4月4日、「公告2025年第18号」を発表し、サマリウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、テルビウムなどの中・重希土類を含む製品に対して輸出管理を実施すると明らかにした。対象には、永久磁石材料を含め、該当希土類の金属、合金、酸化物、化合物、ターゲット材などが含まれる。
今後、輸出企業は事前に当局の許可を取得する必要がある。公告は即日施行され、中国の輸出管理リストも同時に更新された。
本措置は、国家安全の確保と国際的な拡散防止義務の履行を目的としており、電子機器や電気自動車などハイテク産業への影響が懸念される。
なお、公告の詳細については、本サイトにて全文の和訳を掲載しています。