ドイツの『Wirtschaftswoche』(経済週刊誌)の報道によると、中国から輸入される電気自動車の割合は2023年1月~3月の3か月で28.2 %に上昇し、前年同時期の7.8%の3倍以上になったと連邦統計局が発表しました。 中国の電気自動車メーカーNIOが最近、ドイツのフォルクスワーゲンから欧州でのマーケットシェアを奪いたいと発表しました。
中国は第1四半期においてもドイツにとって最も重要な貿易相手国であった。 しかし、輸出入総額は10.5%減の647億ユーロとなり、ドイツの対米国貿易額641億ユーロをわずかに上回る程度でした。
「多くの日用品だけでなく、エネルギー転換のための商品も現在は主に中国から輸入している」とドイツの統計学者が強調しました。 例えば、輸入額で見ると、ドイツは第1四半期にノートPCの86.0%、スマートフォンと電話の67.8%、リチウムイオン電池の39.2%を中国から輸入しています。 「最終製品の分野だけでなく、原材料の分野においても、中国はドイツにとって最も重要な貿易相手国だ。」 電気自動車や風力発電などの主要技術向けのレアアース輸入の91.8%は中国から輸入しています。
■参考
中国政府 商務部 報道内容 德国自中国进口电动车占比增加两倍多 (mofcom.gov.cn)