米国政府は現在、深海金属の備蓄を可能とする大統領令を起草していると報じられている。
この動きは、4月12日付の英『フィナンシャル・タイムズ』の記事をもとに、ロイター通信が報じたもの。報道によれば、米国政府は将来的な対中摩擦や、レアアース・金属類の供給途絶に備え、国内に戦略的備蓄として深海金属資源を確保する計画を進めているという。
背景には、中国が今月初め、米国による「相互関税」政策への対抗措置として、7種類の中・重レアアースに対する輸出規制を発表し、即日施行に踏み切ったことがある。
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