マレーシア、未加工レアアースの輸出再開を検討 投資・技術移転を条件に

マレーシア政府は、現在停止している未加工レアアースの輸出について、一定の条件を付けて一部再開することを検討している。天然資源・環境持続可能性省のサイド副大臣が明らかにした。制度変更の時期は決まっていない。

マレーシアは、国内に加工産業や雇用を呼び込むため、2024年から未加工レアアースの輸出を原則停止している。しかし、国内資源を分離・精製する技術や設備は十分に整っておらず、資源を持つ州政府や投資家から政策の柔軟化を求める声が出ている。

政府は、輸出規制を全面的に撤廃するのではなく、マレーシアへの新規投資や技術移転と結び付けた案件に限り、輸出を認める方向で検討している。限定的な輸出を交渉材料として活用し、国内の加工産業育成につなげる狙いとみられる。

前の記事

2026年1月~7月の希土類価格指数推移

希土類価格指数は、希土類金属や酸化物等の価格を反映した重要な指数です。本記事では、2026年の希土類価格指数の推移をご確認いただけます。

次の記事

ロッキード、NioCorpとスカンジウム調達で覚書 年最大15トン

米重要鉱物開発会社NioCorpは8月4日、米防衛大手ロッキード・マーティンと、スカンジウムの供給に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。ロッキードは今後10年間にわたり、酸化スカンジウムを年最大15トン調達する可能 […]