近日、盛和資源の投資者向けの説明会では、鉱床の所有有無について質問され、米国MP Materials等の鉱物生産会社に出資していることを明かしました。
具体的には、アメリカのMP社(アメリカ・マウンテン・パス希土類鉱山を運営しており、年間希土鉱鉱石の生産量は約43,000トンREO)や、オーストラリアのPeak希土社(タンザニアに位置するNgualla希土類鉱山を開発中で、2026年に運営開始予定)、ETM社(同社はグリーンランドのKvanefjeld希土類鉱床の探鉱権を所有)等に出資しており、MP社やPeak希土社とは、希土類鉱石の包括販売契約を結んでいます。さらに、中国の德昌大陸槽希土類鉱床の運営会社とも、希土類鉱石の長期供給契約を締結しています。これにより、多くの希土類鉱石供給ルートを確保し、希土類冶金分離などのビジネスに対して十分な原料を確保していると主張していました。