複数の海外メディアの報道によると、レアアース生産会社ライナス(Lynas)は、米国国防省と契約を更新し、テキサス州に重希土類工場を建設すると発表しました。
本契約によって、米国政府がこのプロジェクトに提供する財政支援が倍増していることが明らかになっています。
米国政府が現在、このプロジェクトに約2億5800万ドルを投資する予定であり、これは2022年6月の約1億2000万ドルよりも高いと、オーストラリアに上場しているライナスが発表しています。今回の契約更新は初期設計後の詳細設計とコストの更新に従っているとのことです。
同社は最近、テキサス州Seadriftで大規模な土地を購入し、そこで重希土類と軽希土類の分離工場を建設する計画を立てています。
鉱業大手リオ・ティントの最高経営責任者、アマンダ・ラカゼ氏は、「国防省のさらなる支援は、強力でレジリエントな希土類供給チェーンの開発が最優先事項であることを示しています」と述べました。