カナダとチリ、重要鉱物協力を強化 銅・リチウムの供給網構築や投資拡大へ

カナダ政府は8月28日、チリとの重要鉱物分野における二国間協力を強化すると発表した。チリの首都サンティアゴで開催された米州鉱業大臣会議(CAMMA)に合わせて両国政府が協議を行い、重要鉱物のサプライチェーン強靭化や投資促進、環境・社会に配慮した「責任ある鉱業」の推進で連携を深める方針を確認した。

両国は2024年に「重要鉱物および鉱物・金属の持続可能な開発に関する覚書」を締結しており、バリューチェーンの強化や技術革新、投資促進などで協力を進めてきた。チリは銅やリチウムの主要生産国で、カナダは同国の鉱業分野で最大の外国投資国となっている。

今回の協議では、カナダ企業によるチリ鉱業への投資拡大や市場参入についても意見を交わした。カナダ政府はチリをはじめとする米州諸国との連携を通じ、貿易相手国の多角化と、世界的なエネルギー転換を支える重要鉱物の供給網強化を進める考えだ。

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