カナダの上場企業Aclara Resourcesは、ブラジルのCarinaプロジェクトのため、非公開株式発行し、2500万ドルを調達した。この資金調達には、チリの鉱業会社CAP、イギリスを拠点とするHochschild Mining、投資会社New Hartsdale Capitalが出資した。
Aclara社は、この調達資金をCarinaプロジェクトの継続的な発展に充てるとともに、同社のサプライチェーン戦略を推進するとしている。同社によれば、2025年第2四半期にCarinaプロジェクトの環境影響評価報告書をゴイアス州の環境機関に提出する予定だという。また、同時期に半工業規模の試験運用開始を計画している。
同社は、このプロジェクトへの投資額が、今後数年間でブラジルの希土分野に計画されている投資総額の3分の1以上を占めると予測している。ブラジル鉱業協会によると、2024年から2028年にかけて、希土プロジェクトへの投資額は14億5000万ドルに達すると見込まれている。
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