内モンゴルで新種の重希土類鉱物発見、中国のレアアース生産に新たな展開

中国のメディアの報道によると、2024年1月13日、内モンゴル自治区包頭市で新種の重希土類鉱物を発見したことを発表した。この新鉱物は、化学成分や結晶構造が独特で、イットリウム、ジスプロシウム、ガドリニウム、エルビウム、ルテチウムなどの重希土類元素を含む。これはフッ化炭酸塩系の重希土類鉱物としては、該当地域で初の発見である。

中国は世界最大のレアアース生産国で、これまで北部にある北方希土集団は主に軽希土類を生産していた。しかし、2023年後半より重希土類のガドリニウム製品の生産を開始した。新たに発見された鉱物により、重希土類の生産が今後増加すると予測されている。

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