信越化学など4社、レアアース磁石リサイクルで協創

ダイキン工業、信越化学工業、日立製作所、東京エコリサイクルの4社は、業務用エアコンの圧縮機からレアアース磁石を回収・再資源化する国内初の循環スキームの構築に向け、協創を開始した。

本取り組みでは、ダイキンが自社製圧縮機の回収を担い、日立はAIやデジタル技術を活用したシステム構築を支援、東京エコリサイクルが分解・脱磁・磁石取り出しを実施する。回収された磁石は、信越化学が原料として再利用し、新たなレアアース磁石として製品化する。

4社は2026年中に自動化装置の開発を進め、2027年から本スキームの本格稼働を開始する予定だ。

近年、資源循環の重要性が高まる中、レアアース磁石のリサイクルはサプライチェーン安定化に向けた重要テーマとなっている。今回の取り組みは、製造業における循環型モデルの構築と、レアアース資源の有効活用を促進する動きとして注目される。

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