米国のレアアース企業REalloysは、鉱山開発会社Critical Metals Corp.(CRML)と、グリーンランド南部のTanbreezプロジェクトから産出されるレアアース精鉱を対象とした長期購入契約を締結した。
Tanbreezプロジェクト第1期の名目生産能力は年最大1万5000トンとされており、今回の契約対象は同プロジェクトにおける月間生産量の15%に相当する。契約期間は、初回の商業納入から15年間となる予定だ。
Tanbreezは、ジスプロシウムやテルビウムを豊富に含む、世界最大級の重希土類鉱床の一つとして知られており、CRMLは同プロジェクトの株式の92.5%を保有している。
一方のREalloysは、カナダ・サスカチュワン州のレアアース鉱床「Hoidas Lake」を100%保有するほか、サスカチュワン研究評議会(SRC)の処理施設などとも供給・加工面で連携している。今回の契約は、REalloysが進める「鉱山から磁石まで」のサプライチェーン構築の一環であり、同社は2027年1月からジスプロシウム、テルビウム、ネオジムの金属および合金の商業規模での生産開始を目指している。
