米MP Materials、NdPr生産41%増 GM向け希土類磁石の出荷開始へ

米希土類大手MP Materialsは11月5日、2026年第3四半期(7~9月)のネオジム・プラセオジム(NdPr)生産量が前年同期比41%増の1,018トン、販売量が94%増の1,020トンとなったと発表した。また、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)向け希土類磁石の品質認定を取得し、第4四半期(10~12月)から出荷を開始する予定である。

NdPrの生産・販売が拡大、売上高176%増

第3四半期の売上高は前年同期比176%増の1億4,770万米ドルとなった。NdPr製品の販売増加や価格上昇に加え、米航空宇宙・防衛関連顧客向けの希土類製品の販売が寄与した。

NdPrの生産量は前年同期の721トンから1,018トンに、販売量は525トンから1,020トンに増加した。一方、希土類精鉱の生産量は前年同期比3%減の1万2,887トンとなった。

GM向け磁石の認定完了、第4四半期から出荷へ

MP Materialsは、テキサス州フォートワースの磁石製造拠点「Independence」で、GM向け磁石の品質認定を取得した。第4四半期から製品の出荷を開始し、売上高に計上する見通しである。

同社はカリフォルニア州のマウンテンパス鉱山で希土類の採掘・分離を行い、テキサス州で金属加工から磁石製造までを手掛ける。GM向け磁石の出荷開始により、米国内で採掘から磁石製造までを一貫して行う供給体制の構築がさらに進む見通しだ。

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