<FREE>フィンランドのソコリ鉱床で新種鉱物2種を発見

Mining.comの報道によれば、フィンランド鉱産集団とフィンランド地質調査所(GSF)はソコリ鉱床で新たな2種の鉱物、クカレンチョイト(Kukharenkoite)とコーディライト(Cordylite)を発見した。これら希土類鉱物はフィンランドで初の発見である

「ソコリで発見された希土類鉱物を含む多様な生成状況をより深く理解することが可能になった」とプロジェクト地質学者テオ・レハトは声明で指摘している。

これらの発見は、今後のソコリプロジェクトの地質調査、モデリング、鉱石処理試験に役立ち、鉱産資源量の見積もりや鉱山計画設計の基礎となる。

「分析作業は科学的価値を有し、フィンランドと国際的な研究パートナーとの密接な協力の成果だ」と彼は追記した。

新鉱物はソコリで採取された掘削コアの岩石切片を分析している最中に発見された。フィンランドはバッテリー金属採掘の新たな中心地となりつつある。

ソコリは世界最大級の炭酸塩岩鉱床の一つで、産出量は欧州の磁石用希土類の年間需要量の1/10を満たす能力がある。「長期にわたる徹底的な研究を通じて目標を達成したことは心強い。これらの発見は、このユニークな鉱床の開発を促進し、欧州の原材料自給をさらに進める一歩となる」とプロジェクトマネージャーのパシ・ヘイノは述べている。

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