4月22日、アップル社の中国代表GeYueは、同社の希土類回収ロボット「Dave」と「Taz」が中国に到着したと発表した。
4月22日はアースデイであり、地球環境保護への支援を示すための日である。GeYueは「環境保護精神を忘れずに、パートナー企業と協力してリサイクル素材の潜在能力を最大限に活用し、環境への影響を減らすことで地球を守る」と述べた。
アップルのCEOティム・クックはSNSの投稿で、「今年、新たなリサイクルロボットのDaveとTazを迎えることができた。iPhoneからタングステンや希土類元素などの貴重な素材を回収し、次世代のApple製品の製造に貢献する」と語った。
DaveはiPhoneのタプティックエンジン(Taptic Engine)を分解し、希土類磁石やタングステンなどの重要素材をより効率的に回収する。さらに、鋼材も回収する点で、別のiPhone分解ロボット「Daisy」よりも優れている。
Tazは音響モジュールから磁石を分離し、さらに多くの希土類元素を回収する粉砕機のような機能を用いるロボットだ。