ライナス社のカルグーリ工場が、ウェルダ山(Mt Weld)からの希土類鉱石の最初の原材料を受け取り、試運転段階から初生産に移行した。
最高経営責任者アマンダ・ラケーズ氏によると、この工場はオーストラリア初の希土類元素付加価値製品処理工場で、ライナスとオーストラリアにとって重要なプロジェクトである。
カルグーリ工場で生産される混合炭酸希土類は、2024年3月下旬から段階的にマレーシアのライナス工場へ輸送される予定である。
今年10月、マレーシア政府はライナスに運営許可証を更新し、ウェルダ山からの希土類精鉱の輸入と加工を継続することを許可した。
ライナスのマレーシア工場は現在閉鎖されているが、川下加工能力の増強作業は完了しており、生産は来年1月に再開される見込みである。