寧徳時代、ボリビアでリチウム抽出プロジェクト開始

2024年1月17日、世界最大の電気自動車用電池メーカーである中国の寧徳時代(CATL)は、ボリビア国家リチウム会社(YLB)と協定を締結した。この協定は、ポトシ州ウユニ塩湖における直接リチウム抽出技術を使用したパイロット工場の建設に関するものである。

米国地質調査所(USGS)の2022年の調査によれば、ボリビアは世界最大のリチウム資源を有している。しかし、その開発は遅れており、政府はリチウム産業の商業化を促進し、産業チェーンの全体的な発展を拡大する方針を打ち出している。

ボリビアの政府関係者とCATL関係者(出典:在中ボリビア大使館)

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